夏目漱石は著書『野分』の中で、主人公の白井道也をして次のように言わせています。
・・・明治は40年立った。
40年は短かくはない。
政治家は一大事業をした積りで居る。
学者も一大事業をした積りで居る。
実業家も軍人もみんな一大事業をした積りで居る。
した積りで居るがそれは自分の積りである。
明治40年の天地に首を突き込んで居るから、した積りになるのである。
一弾指の間に何が出来る。
世の中の人は云うている。
明治も40年になる。
まだ沙翁が出ない、まだゲーテが出ない。
40年を長いと思えばこそ、そんな愚痴が出る。
一弾指の間に何が出る。
・・・すでに明治100年。
100年も一弾指であるかどうかはここに問わないにしても、この100年の間に何が出来たでしょうか。
石川遼 英会話のような英語勉強法が出来ただけでもよしとしましょう。